型枠ブロックの造成工事が先日おわりました!
もとの土壌がキレイな赤土でちょっと大変だったんですよ…
赤土って火山灰土に鉄分が多く含まれているため赤い色が特徴なんだそうです!
赤土の特徴
- 見た感じ赤くてキレイ
- 乾燥して固まったら結構カチコチ
- 水分を含んだらぬかるんで水はけが最悪
- 植物が根を張りづらく育ちにくい
- 焼き物が作れる
- 塗り壁の材料として使える
とりあえず書いてみました
工事前
赤土です。雨降ったら長靴はんぶん埋まります。
掘削
重機を現場に搬入して掘り下げます
だいたい在来地盤面40cmくらい掘り下げました。
※RECOMEシステム認定設計断面図(抜粋)
この図面で基礎が28cmなのでこれから
ステコン5cm
砕石10cmで
28cm+5cm+10cm=43cmです。
地業工事
地業工事とは
地業とは、構造物の基礎を支持地盤面に安定して
荷重を伝えるために地面を加工する工事です。
掘削が終わったら砕石を10cm入れて
敷き均し転圧します。
コンクリート地業
一般的にいうステコンです。
なんでステコンって言われるのか未だに分かりません。
ステコンを打つメリットはこの後に続く鉄筋の為です。
①配筋の墨出
②固定しやすくする(型枠も)
③赤土の上を歩かなくてすむ
こんな感じかな。
砕石→ステコンが地業工事の定番です。
鉄筋工事
型枠ブロックの延長がだいたい35mで、1.3t程度の鉄筋を使用しています。
10mmと13mmの鉄筋を交互に配置してます
因みに鉄筋キャップは必須ですよ
作業員と第三者の安全を守るために大事です!
基礎コン
型枠してコンクリートを流し込みます
基礎コンだけで18㎥くらい使いました。
生コン車(4t車)で7台分くらい
ブロック積
550枚~600枚程度積みました(7段~10段)
5段積んで→生コン→残り積んで→生コン
20cmのブロックです。
このブロックって、見た感じオオきいんで重いかな?
って思うんですけど意外と軽いんですよ
コンクリート充填
写真撮り忘れたんで他の現場写真です。
コンクリートはブロック最大1m以内(5段)で充填しています
それ以上になったらコンクリートが全体に行き渡らないので注意です!
そして、出来るだけスランプ(柔らかさ)の大きい数字のコンクリートを
打ち込んでバイブでしっかり振動して密実(密度の濃い)にします
型枠ブロックが完成したら埋め戻しにつづきます
埋め戻し
土を入れたらしっかり転圧しますよ
完成
キレイな土を入れて敷きならして整地します
こんな感じで造成工事完成です!!
ありがとうございました。